セル結合せずに中央揃え:標準ボタン vs. セル結合の違いとは?
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目次
「セルを結合せずに中央揃え」とは?
Excelで表の見た目を整えるとき、よく使われるのが「セル結合」。しかし、実は**「セルを結合せずに中央揃え」**という方法も存在します。
この機能は、選択したセル範囲の中央に文字を表示できるのに、セル自体は結合されないという優れもの。表の編集やデータの並び替えを行う際にとても便利です。
一方、「セル結合」は見た目はスッキリしますが、データ処理にはやや不向きな一面もあります。
使い方と違いを具体的に解説
■ セル結合と中央揃えの違い
機能名 | 特徴 |
---|---|
セルを結合して中央揃え | セルを物理的に1つに結合する。並び替えやフィルターでエラーになりやすい。 |
セルを結合せずに中央揃え | セルは分かれたまま。見た目は同じでも、並び替えやコピペがスムーズにできる。 |
■ 使い方(セルを結合せずに中央揃え)
- 中央揃えしたい範囲を選択
- Excelの**「ホーム」タブ → 配置グループ → [配置の設定](小さい矢印)**をクリック
- 「セルを結合せずに中央揃え」にチェックを入れてOK
※もしくは、「ホーム」タブの【中央揃え▼】から「選択範囲内で中央」を選択するだけでもOK!

どんな時に便利?
- 表のタイトル行を整えるとき
- 並び替えやフィルターをかける予定がある表
- マクロやVBAで自動処理する予定がある表
セル結合があると、処理エラーの原因になることがあります。特に複数の人でファイルを扱う場合や、毎月更新する帳票などでは「セルを結合せずに中央揃え」の方がトラブルが少なくて済みます。
まとめ:見た目だけじゃなく使いやすさも重視!
「セルを結合して中央揃え」は一見スマートですが、データ処理の足かせになる場合も。
業務効率を意識するなら、**「セルを結合せずに中央揃え」**の活用がオススメです。
表作成の“見た目”と“使いやすさ”、どちらも妥協しないExcel操作を目指しましょう!
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