【解決】Excelの印刷が小さくなる謎の原因!「1ページに収める」設定を見直すだけ



「よし、Excelで完璧な資料ができた!」
(印刷ボタンをクリック)
…出てきたA4用紙を見て、あなたは愕然とします。 「なんでこんなに小さいの!?」
用紙の真ん中に、まるでミニチュアのようにポツンと小さく印刷された表。 これでは文字が読みにくいし、何より大量の余白がもったいない…。会議の時間も迫っているのに!
そのイライラ、非常によくわかります。
でも安心してください。その原因は、Excelの故障や難しい設定ミスではありません。 ほとんどの場合、印刷の「拡大縮小設定」が、あなたが意図しない状態になっているだけです。
この記事では、Excelの印刷が小さくなる主な原因と、それを一発で解決する正しい設定方法を、実際の画面キャプチャ付きで解説します。
なぜかエクセル印刷で表示が小さくなる「犯人」はこれだ


Excelの印刷が意図せず小さくなる時、真っ先に確認すべき場所は「印刷プレビュー」画面の「拡大縮小」設定です。
- 「ファイル」タブから「印刷」を選び、印刷プレビューを開きます。
- 一番下にある「設定」の項目を(おそらく)一番下までスクロールします。
- 「拡大縮小なし」というドロップダウンメニューがあります。
ここが、あなたの意図とは違う設定になっていませんか?
ありがちな失敗設定:「次のページ数に合わせて印刷」


あなたのExcelは、ここが「すべての行を1ページに印刷」(または「シートを1ページに印刷」など)になっていませんか?
これが「犯人」です。
【解決策】 この設定を「拡大縮小なし」に変更するだけです。





これだけで、プレビュー画面の表示が「元のサイズ」に戻り、意図した大きさで印刷されるようになります。
なぜ「1ページに収める」設定だと小さくなるのか?


この「次のページ数に合わせて印刷」という機能は、本来、A3サイズ2枚分になるような巨大な表を、無理やりA4用紙1枚に”縮小”して押し込めるための機能です。
しかし、この設定がONになっていると、元々A4用紙1枚に収まるサイズの表まで、必要以上に縮小してしまうのです。
(例)
- 元の表:A4用紙の80%くらいの大きさ
- 設定:「1ページに収める」がON
- Excelの動作:「(念のため)余白も考慮して、全体をさらにキュッと縮小して1ページに入れ込もう」
- 結果:用紙の真ん中に、50%くらいの大きさで小さく印刷されてしまう
「設定した覚えがないのに…」勝手に印刷が小さい設定に変わる理由
「でも、自分でこの設定を変更した覚えはない」 そう思う方も多いでしょう。
それもそのはず。Excelには「最後に印刷した時の設定(特に拡大縮小)を、ファイルに記憶する」という、少々おせっかいな仕様があります。
(例)
- 以前、あなたが(あるいは前の担当者が)別の大きな表を印刷するために「1ページに収める」に設定した。
- その設定のまま、ファイルを「上書き保存」した。
- 今日、あなたがそのファイルを開いて別のシートを印刷しようとすると…
- あの時の「1ページに収める」設定が引き継がれており、印刷が小さくなってしまった。
このように、自分が設定していなくても、ファイル自体が「縮小する設定」を覚えてしまっていることが多々あります。
それでも解決しない場合のチェックリスト


もし「拡大縮小なし」にしても大きさが変な場合は、以下の2点も確認してみてください。
- 「余白」が広すぎませんか? 印刷プレビューの「余白」設定が「広い」になっていると、印刷できる領域が狭くなり、結果として内容が小さく(あるいは変な位置に)なることがあります。「標準」や「狭い」に戻してみましょう。
- 「改ページプレビュー」が変な場所に入っていませんか? 「表示」タブ → 「改ページプレビュー」を押してみてください。青い実線(印刷範囲)が、表の途中で切れていたりしませんか? この青い線をドラッグして、印刷したい範囲を正しく囲い直すことで解決できます。
まとめ:印刷が小さくなったら「拡大縮小なし」


Excelの印刷トラブルは、焦っている時ほど起こりがちです。
印刷が小さくなったら、まずは落ち着いて「印刷プレビュー」を開き、設定が「拡大縮小なし」になっているかを確認してください。
印刷設定は、この他にも「印刷タイトルの固定」や「ヘッダー/フッターの設定」など、知っているだけで資料の見栄えと作業効率が劇的にアップする機能がたくさんあります。
印刷ミスで紙とインク、そしてあなたの貴重な時間を無駄にするのはもうやめましょう。 こうした「知っているだけで得する」知識を体系的に学ぶことが、残業を減らす一番の近道ですよ。





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