【登録不要】射出成形・現場計算ツール集|サイクル・圧力・型締力をスマホで自動計算
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射出成形の現場にいると、ふとした時に「計算」が必要になる場面がありませんか?
「このサイクルだと、定時までに何個取れる?」 「成形条件書には80MPaって書いてあるけど、この機械だと何%設定?」 「金型に必要な型締力に対して、今の設定は余裕があるのか?」
いちいち事務所に戻ってPCを開いたり、関数電卓を叩くのは手間がかかります。
そこで、スマホでこのページを開くだけで計算が完了する「現場用ツール」をまとめました。アプリのインストールは不要です。

よっちん良かったらブックマークしてご活用ください。
目次
1. 生産性シミュレーター(サイクル・取り数)
サイクルタイムと取り数から、**「1時間あたりの生産数」と「予定稼働時間での総生産数」**を算出します。日報の記入や、生産計画の確認に便利です。
使い方のポイント
- サイクルタイム: 1ショットにかかる秒数を入力(例: 15.5)。
- 取り数: 金型1回で取れる個数を入力(例: 4)。
- 稼働時間: 生産する予定時間を入力(例: 8)。休憩時間を引いた実働時間を入力するとより正確です。
2. 射出圧力 変換ツール(MPa ⇔ %)
成形機の仕様によって、「%設定」と「実際の圧力(MPa)」の関係は異なります。 使用している成形機の**「最大射出圧力」**を入力することで、MPaと%を相互に変換します。
MPa
%
➡
---
MPa
MPa
➡
---
%
使い方のポイント
- 成形機の最大射出圧力: 最初にここを入力しないと計算できません。成形機の側面に貼ってある仕様プレートや、仕様書を確認してください(例: 220MPaなど)。
- 設定% ➡ 実効圧力: 現在の%設定が、実際どのくらいの圧力(MPa)で樹脂を押しているかを知りたい時に使います。
- 目標圧力 ➡ 設定%: 「条件書に60MPaとあるが、この機械では何%に設定すべきか」を知りたい時に使います。
3. 型締力 換算ツール(kN ⇔ %)
型締(かたじめ)力の設定は、バリの発生や金ガス抜け、金型の破損防止に関わる重要な項目です。 最近はISO基準の「kN(キロニュートン)」表記が主流ですが、現場ではまだ「トン(t)」で呼ぶことも多いはず。
ここでは成形機の最大能力(kN)を基準に、設定%を算出します。
kN
%
➡
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kN
kN
➡
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%
使い方のポイント
- 最大型締力: 成形機のスペックを入力してください(例: 100tクラスなら約980kN、180tクラスなら約1760kNなど)。
- 目安: おおよそですが**「1トン ≒ 9.8kN」**で換算できます。
- 用途: 金型の投影面積から求めた「必要型締力」に対し、成形機の設定を何%にすればよいか迷った時に役立ちます。
まとめ:現場の「ちょっとした計算」を効率化しよう
射出成形は条件出しやトラブル対応など、頭を使う作業がたくさんあります。 単純な計算作業はこうしたツールに任せて、現場の改善や品質管理など、人間にしかできない仕事に時間を使いましょう。
今後も「こんな計算ツールがあったら便利」というものがあれば追加していきます。このページをスマホの「ホーム画面に追加」やブックマークをしておくと、現場ですぐに使えて便利です。
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