BCP対策でクラウドがオススメな理由とは?クラウドで大切なデータを守る方法を解説
BCP(事業継続計画)で会社のデータ管理について対策を求められています。
データのバックアップが必要なのですが何を行なっていいかさっぱりわかりません。
このようなお悩みを解決します
本記事の内容
読者がこの記事を読むとわかる事
- BCP対策として社内のデータ管理について説明します。
- オンプレミスサーバー(自社サーバー)とクラウドストレージについての比較を行います。
この記事を書いた人
近年発生している自然災害は企業にとっては深刻な問題であり、データの紛失や業務停止など、様々なリスクが身近に潜んでいます。
日本では BCP ( Business Continuity Plan : 事業継続計画)対策が重要視されており、有事の際でも事業を継続するための運用体制が必要不可欠となっています。
BCP対策の中には、社内のデータを保管する方法にも触れられているので、データ紛失の対策をしっかりと考える必要があります。
本記事ではBCP対策について、クラウドサービスをオススメする理由と、安くて大人数のユーザーでも利用する事ができるクラウド会社について説明を行なっています。
クラウド化って難しいように感じますが、社内でも1人から簡単に始める事ができます。
初めは少人数から認知させていき、社内全員に展開する方法もありですね!
BCP対策としてクラウドではなく、自社サーバーにバックアップするのはダメ??
会社にあるオンプレミスサーバーではBCP対策にならないの?
自社サーバーでも問題ありませんが、対策は行う必要があります
自社オンプレミス運用は ”対策” が必須。問題が発生してからでは遅い。
オンプレミスサーバーを運用する際には、自社で管理運営を行う必要があります。
さらには災害時に備えて下記の対策も併せて行う事が必要です。
- 設置場所を確認しましょう
- 耐震・免震対策を行いましょう
- 水害対策を行いましょう
・設置する位置にも注意を行う必要があります。
・ハザードマップを確認し、浸水の恐れのある地域ならば社内の上の方にサーバーを設置し、浸水の被害を防ぐようにしましょう。
・パソコンは転倒には弱いので、倒れないように対策を行うようにしましょう
・有事の際、社内のネットワークに欠損があれば利用できないリスクを覚えておきましょう
わたしの職場は以前はオンプレミスサーバーでデータの保管を行なっていました。
会社が浸水想定地域1mの位置に面していたので、サーバーを3Fに保管場所を移動したりと災害に備える行動を行なっていました
オンプレミスサーバーを運用する際には設置位置や災害に備えた対策をしっかり行うようにしましょう。
BCP対策をクラウドで行うメリットは?
オンプレミスサーバーでのBCP対策の方法はわかりました。
色々とやる事がたくさんで、通常業務を行いながら管理するのは大変そうなイメージですね💦
クラウドでのメリットも聞いておきたいです。
データをクラウドストレージに預けるということはBCP対策でも国から推奨されるほどのメリットがあります。
実際管理もオンプレミスの時よりも楽なので、オススメですね。
タンス貯金と銀行に貯金するイメージを想定してもらえるとわかりやすいかもです!
データの安全性が確保されている
クラウド会社のデータ管理センターはBCP対策として自然災害に強い立地や構造になっています。
会社の環境よりも数倍安全な場所へデータを保管するので、安心面でのメリットがあります。
大手のクラウド会社はSSL通信によりデータセキュリティ面でもしっかりしてます。
実際にクラウド会社の保管環境は、エアコンでの温度管理や地震対策、火災対策などがしっかりと行われており、本当にしっかりとデータを保存してもらえます。
バックアップが万全
クラウド会社に預けているデータはBCP対策として常にバックアップを行なっています。
さらに、拠点を複数に分けることにより1つの拠点で問題が発生しても他の拠点でデータバックアップを行なっているため、データが紛失することはありません。
会社が全損した場合、オンプレミスサーバーは破損してるとデータ復旧は厳しいですが、クラウドに保存を行なっているとデータは無事で重要な情報も保存されているのでBCP対策として復旧作業が楽ですよね
テレワークで自宅からの仕事が可能になります
災害で交通機関が機能しなくて会社に行けないから仕事出来ない・・・💦
オンプレミスサーバーのデータも無事だろうか・・・
クラウドストレージは世界中どこからでもアクセスする事が可能です。
実際に家からデータにアクセスし、仕事を行なったりできるので会社が機能していなくても復旧作業を行う事ができます。
クラウドストレージはBCP対策としてテレワークでの仕事も可能になります。
クラウドストレージへは、一人一人にログインIDを振り分けてログインを行います。
管理者は誰がどのデータにアクセスしたかも確認する事ができるので、社内の重要データを故意に流出させたりなどのリスクについても監視することができます。
最近ではコロナ禍によるBCP対策としてテレワークが推進されており、多数の企業がテレワークを導入するためにクラウドストレージを契約されています。
初期投資コストを抑える事ができます
オンプレミスサーバーは導入するにあたり初期投資を行う必要があります。
クラウドストレージは月額利用料金のサブスクリプション制なので、初期投資を大幅に削減する事ができます。
オンプレミスサーバーと違い、ハードウェアの故障もありませんので修繕費がかからないという面でもメリットがあります。
オンプレミスサーバーは安いものでも数百万円。
クラウドストレージは月額数千円からです。 低価格で導入できるのもクラウドストレージのメリットですね
オススメのクラウドストレージ会社は?
BCP対策として色々データ管理について学ぶ事ができました。
クラウドストレージを検討しようと思っていますがおすすめとかありますか?
クラウドストレージの料金体系は会社によって違うので、自社にあったプランを選ぶといいですね!
クラウドストレージの価格は、ストレージ容量やユーザー利用数によって変動します。
先程、初期投資を抑えることができると説明しましたが、プラン選択を誤るとトータルコストでオンプレミスサーバーの値段を超えてしまう可能性もあります。
今回はエックスサーバー株式会社のXserverドライブを紹介します。
ストレージ容量が1TB〜 月額2970円〜利用できるのでコストパフォーマンスがとても良いサービスです。
Xserverドライブのメリットは1TBの大容量ストレージが2970円から利用できるのと
ユーザー数が無制限で登録できるというところです。
つまりは容量定額制で何人でも利用できるので中小企業からでも導入を検討しやすいというメリットがあります。
エックスサーバー株式会社はもともとレンタルサーバー会社で、ホームページやメールアドレスなどのレンタルサーバーをメインに運営されていました。
そのサーバー運営のノウハウを活かしてクラウドストレージサービスを展開していますので、知識や経験値が豊富にあるのも安心できますね。
合わせて読みたい
エックスサーバーについての詳細はこちらの記事に記載しておりますのでよろしければこちらもご確認ください
まとめ BCP対策でクラウド化するのはとてもメリットがあります
大災害が増えている近年、BCP対策を行うことは必須とも言われるようになりました。
被災に備えて社内のデータをバックアップ取る必要がありますが、オンプレミスサーバーだと様々な対策を行う必要がありますね。
クラウド化を行うことによって、大災害が起きた際にも大事なデータだけはバックアップを取る事ができます。
クラウドストレージは複雑な契約がなく、簡単に導入する事ができますのでメリット・デメリットを把握し、導入検討されてみてはいかがでしょうか。
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