年賀状の赤ちゃん写真は「うざい」?気になる本音と愛される年賀状の作り方
「見て見て!うちの子、こんなに大きくなりました!」
新しい家族が増えた喜びを、大切な人たちに報告したい。可愛い我が子の写真で、新年のご挨拶をしたい。そう思うのは、親としてごく自然な気持ちですよね。
でも、いざ年賀状を作ろうとすると、ふと頭をよぎる不安…
「毎年子どもの写真ばっかり…って、うざいと思われてないかな?」 「『親バカだな』って、陰で言われてたらどうしよう…」
SNSなどで見かける辛辣な意見に、せっかくの幸せな気持ちが揺らいでしまう…。わかります、その気持ち。誰だって、自分の送った年賀状で相手に不快な思いをさせたいなんて思っていませんものね。
結論からお伝えします。
ポイントさえ押さえれば、赤ちゃんの写真入り年賀状は、まったく「うざい」なんてことはありません。 むしろ、多くの人があなたの幸せな報告を心から待っています。
この記事では、なぜ一部で「うざい」と言われてしまうのか、その理由を正直に分析し、どうすれば「嬉しい!」「幸せな気持ちになった!」と喜んでもらえる年賀状になるのか、具体的なコツをたっぷりご紹介します。
これを読めば、もうあなたは年賀状作りで悩むことはありません。自信を持って、世界で一番素敵な一枚を送れるようになりますよ。
なぜ?「年賀状の赤ちゃん写真がうざい」と言われてしまう3つの理由
まず、不安の正体をはっきりさせるために、なぜ一部でネガティブな意見が出てしまうのかを見ていきましょう。これは、あなたを責めているわけでは決してありません。原因を知ることで、対策がとても簡単になるからです。
1. 「主役」が赤ちゃんだけになっている
年賀状いっぱいに、赤ちゃんの写真が何枚も!パパやママの姿はどこにもない…。
もちろん、赤ちゃんが可愛いのは百も承知です。でも、年賀状は本来、差出人であるあなたの近況を伝えるもの。 あなたの顔が見えないと、受け取った側は「〇〇ちゃんの年賀状」だと感じてしまい、少し寂しく感じてしまうことがあります。「パパやママは元気なのかな?」と。
2. コメントが一切なく、写真だけが送られてくる
美しいデザインの写真入り年賀状。でも、印刷された定型文以外に、手書きのメッセージが一言もない…。
これでは、まるで広告のダイレクトメールを受け取ったような気分にさせてしまうかもしれません。「誰にでも同じものを送っているんだな」という印象を与え、心が通わない、少し冷たい年賀状になってしまうのです。
3. 送る相手との「関係性」が考慮されていない
例えば、あまりプライベートな話をしたことがない会社の上司や取引先に、いきなり赤ちゃんのアップ写真が満載の年賀状を送ったら…?相手は少し反応に困ってしまうかもしれません。
また、不妊治療中の方や、お子さんを望んでいても授かれない友人など、特別な事情を抱えている方にとっては、子どもの写真が少し辛く感じられてしまう可能性もゼロではありません。

筆まめの参考例ですが、年賀状を送付する際の送り方として目安もあるので参考にしてください。
でも、安心してください!ほとんどの人は「嬉しい」と感じています


ネガティブな理由を先に挙げましたが、これらはごく一部のケース。ほとんどの人は、あなたの赤ちゃん写真付き年賀状を「嬉しい」と感じています。
親戚や祖父母にとっては… 目に入れても痛くない孫や親戚の子どもの成長は、何よりの楽しみです。「去年よりこんなに大きくなって!」と、毎年楽しみに待ってくれています。
親しい友人にとっては… あなたの幸せは、自分のことのように嬉しいもの。「わー!〇〇にそっくり!」「幸せそうで何より!」と、温かい気持ちで見てくれます。なかなか会えなくても、家族の元気な姿を知れるのは、とても喜ばしいことです。
会社の同僚にとっては… 職場で見る顔とは違う、あなたの「パパ・ママの顔」が見えるのは、とても微笑ましいものです。プライベートな一面を知ることで、親近感が湧くきっかけにもなります。
大切なのは、「うざいと思われるかも」と過度に恐れることではなく、「どうすれば相手がもっと喜んでくれるかな?」 と、少しだけ思いやりのスパイスを加えることなのです。
【誰からも愛される】「また来年も見たい!」と思われる年賀状作成5つのコツ
さあ、ここからは具体的な解決策です。ちょっとした工夫で、あなたの年賀状は「嬉しい報告」として、きっと温かく迎えられますよ。
コツ1:主役は「家族」!夫婦の写真も必ず入れよう


赤ちゃんのベストショットはもちろん素敵ですが、ぜひパパとママも一緒に写った「家族写真」をメインに使いましょう。
「新しい家族が増えて、私たちはこんなに元気に、幸せにやっています」
というメッセージが伝わります。あなたの元気な笑顔が見えることで、受け取った側は心から安心し、お祝いの気持ちを持ってくれるはずです。
コツ2:たった一言でOK!魔法の手書きメッセージを添える


「昨年は大変お世話になりました」
「お変わりありませんか?また近いうちにランチでも行きましょう!」
「〇〇ちゃんもすくすく育っています」
印刷された文字だけでは伝わらない「体温」が、手書きの文字には宿ります。「あなたのことを想って、この一文を書いています」 という気持ちが伝わり、年賀状の価値を何倍にも高めてくれます。
コツ3:デザインはシンプルに。写真は厳選した1〜3枚で


たくさんの可愛い写真を見せたい気持ちをぐっとこらえて、写真は1〜3枚に厳選しましょう。情報量が多すぎると、ごちゃごちゃしてしまい、かえって魅力が伝わりにくくなります。
背景やデザインはシンプルに。主役である「家族の写真」が引き立つような、スッキリとしたレイアウトを心がけるのがおすすめです。



Canvaとかで背景を消すのもありですね!
コツ4:「送り分け」で、気遣いの達人になる
もし手間をかけられるなら、「送り分け」をするのが最もスマートな方法です。
- 親戚や親しい友人向け: 家族写真がメインの、温かいデザイン
- 会社の上司や取引先向け: 写真は使わない、または家族写真を目立たないサイズで隅に入れる程度にした、フォーマルなデザイン
全員に同じものを送るのではなく、相手との関係性に合わせてデザインを変える。その一手間が、あなたの細やかな心遣いとして、きっと相手に伝わります。
コツ5:写真なしデザインもおしゃれな選択肢
どうしても気になる相手や、フォーマルな挨拶に留めたい方には、写真を使わない年賀状を送るのも素晴らしい選択です。
最近では、干支をモチーフにしたおしゃれなイラストデザインや、美しい和柄のデザインなど、写真がなくても素敵な年賀状がたくさんあります。そういったデザインに、丁寧な手書きメッセージを添えれば、心のこもった立派な新年の挨拶になります。
まとめ:一番大切なのは、あなたの「伝えたい気持ち」


年賀状の赤ちゃん写真が「うざい」と思われるかも…という不安は、あなたが相手を思いやる、優しい心の持ち主である証拠です。
でも、忘れないでください。
年賀状の一番の目的は、「新しい家族が増えた喜び」と「日頃の感謝」を伝えることです。その気持ちが根底にあれば、多少デザインが拙くても、文章がうまくなくても、想いは必ず相手に届きます。
今回ご紹介した5つのコツを少しだけ意識して、ぜひ、あなたらしい素敵な年賀状を作ってみてください。
あなたの家族の幸せな笑顔が、大切な人たちに届き、新年が温かい気持ちでスタートできることを、心から願っています。
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