Power Automate Desktopで「特定フォルダを開く」たった1アクションの時短テク!

「毎朝決まったフォルダを開くのが面倒」「ファイル探しに時間がかかる」──そんな小さなストレスも、積み重なると結構な業務ロスになりますよね。私はPower Automate Desktop(PAD)とExcelを使って、月20時間以上の作業時間を削減した経験があります。
この記事では、PADを使って特定のフォルダをWindowsのエクスプローラーで自動的に開く方法を、初心者でもすぐ試せる形でステップ解説します。毎日の定型作業を省力化したい方は必見です!
【結論】「アプリケーションの実行」アクションでフォルダを自動で開ける
Power Automate Desktopでは、「アプリケーションの実行」アクションを使うことで、任意のフォルダを自動で開くことができます。Windowsのファイルエクスプローラー(explorer.exe
)を使って、指定したパスのフォルダを即座に表示させることが可能です。
たとえば、「毎朝Cドライブの作業フォルダを開く」ような作業を自動化するだけでも、年間でかなりの時間を節約できますよ。
Power Automate Desktopでフォルダを開く方法|正しい設定ステップ
STEP1:新規フローを作成し、アクションを追加

- Power Automate Desktopを起動し、「新しいフロー」を作成。
- アクションパネルから「システム」→「アプリケーションの実行」を検索し、ドラッグ&ドロップでフローに追加。
STEP2:「アプリケーションの実行」アクションの詳細設定

項目 | 設定内容 |
---|---|
アプリケーションパス | explorer.exe (Windowsのファイルエクスプローラーを起動) |
コマンドライン引数 | 開きたいフォルダのパス(例:C:\Users\UserName\Documents\作業フォルダ ) |
作業フォルダー | 空白でOK |
ウィンドウスタイル | 「正常」またはお好みの設定でOK |
アプリケーション起動後 | **「アプリケーションの起動完了後に続行」**に設定(※ここ重要!) |
STEP3:フローを保存して実行!

設定ができたら「保存」をクリックし、フローを実行。指定したフォルダが自動でエクスプローラー上に開かれたら成功です。
応用例|フォルダを開く自動化を業務にどう活かす?
例1:出勤時の作業準備を自動化!

出勤したら必ず開く業務フォルダを、PC起動後に自動で開くようにPADで設定すれば、いちいちファイルパスを探す必要はありません。タスクトレイに常駐させることで、クリックひとつで準備完了!
例2:ファイル処理とフォルダ表示を連携!
ExcelやPDFのファイル処理が完了した後、そのフォルダを開くようにすれば、確認作業もスムーズになります。たとえば、「毎月作成される請求書フォルダを自動で開く」など、後工程のチェックも効率化できます。

PADで「処理後にフォルダを開く」って流れ、地味だけどすごく便利!確認ミスが減って、仕事の精度も上がるよ!
まとめ|Power Automate Desktopでフォルダ操作をスマートに自動化


Power Automate Desktopの「アプリケーションの実行」アクションを使えば、日常的に使用するフォルダをワンクリックで開くことができます。業務開始時の準備や、ファイル確認作業など、ちょっとした時間短縮が積み重なると大きな効率化につながります。
まずは、いつも開いているフォルダをひとつ自動化してみましょう。それだけでも、毎日の仕事がちょっと楽になりますよ。
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