UGREEN NASでDockerアプリを起動する方法【初めてでも迷わない手順】

「UGREEN NASを買ったけど、Dockerって何から始めればいいの?」 NASを使いこなしたい方にとって、Dockerは最初の壁になりがちです。でも手順さえわかれば、実はそんなに難しくありません。
この記事では、UGREEN NASにDockerをインストールしてアプリを起動するまでを、スクリーンショット付きでステップ順に解説します。
Dockerってなにっていうかたへ
Dockerとは、アプリを「コンテナ」という箱に入れてどこでも動かせるようにする仕組みです。
NASで使うメリットは以下の通りです。
- アプリのインストール・削除が簡単
- アプリ同士が干渉しない
- 設定ファイル(docker-compose.yml)さえあれば誰でも同じ環境を再現できる
- 自作アプリをNAS上で24時間稼働させられる
難しそうに聞こえますが、UGREEN NASには管理画面(UGOS)からGUIで操作できるDockerアプリが用意されているので、コマンドを打つ必要はほとんどありません。
必要なもの
- UGREEN NAS本体(UGOS搭載モデル)
- 起動したいアプリの
docker-compose.ymlと関連ファイル - NASにアクセスできるPCまたはスマートフォン
私が使っているNASはこちらです。
UGREEN NASでDockerをインストールする方法
UGREEN NASの管理画面にアクセスする
ブラウザを開き、NASのIPアドレスにアクセスします。
IPアドレスがわからない場合は、ルーターの管理画面か「UGREEN」公式アプリから確認できます。
ログイン画面が表示されたら、設定したユーザー名・パスワードでログインしてください。

Dockerアプリをインストールする
UGOSのホーム画面から「アプリセンター」を開きます。
検索欄に「Docker」と入力し、表示されたDockerアプリをインストールします。

インストールが完了すると、ホーム画面にDockerのアイコンが追加されます。
Dockerフォルダにアプリを配置する
NASの「ファイルマネージャー」を開き、Dockerアプリ用のフォルダを作成します。
フォルダの構成例はこちらです。
docker/
└── アプリ名/
├── docker-compose.yml
└── その他のファイル
たとえばメルマガ配信システムを入れる場合はこうなります。
docker/
└── newsletter-system/
├── docker-compose.yml
├── server.js
└── public/
└── index.html
PCからNASにファイルをコピーするには、Windowsなら「エクスプローラーのネットワークドライブ」、Macなら「Finder → 移動 → サーバへ接続」でSMB接続すると操作しやすいです。
Dockerプロジェクトを作成する
ホーム画面からDockerアプリを開き、「プロジェクト」タブを選択します。
「プロジェクト作成」ボタンをクリックすると、以下の入力画面が表示されます。
- プロジェクト名:任意の名前を入力(例:newsletter-system)
- 保存パス:STEP 3 で作成した親フォルダ(アプリフォルダの1つ上)を選択
⚠️ 保存パスはアプリのフォルダ自体ではなく、その親フォルダを指定します。間違えやすいので注意してください。
例:docker/newsletter-system/ にファイルを置いた場合 → 保存パスは docker/ を選択
Compose設定を行う
プロジェクト作成画面の「Compose設定」では、2通りの方法があります。
方法A:ファイルをインポートする(推奨)
「インポート」ボタンをクリックし、STEP 3 で配置した docker-compose.yml を選択します。
ファイルの内容が自動で読み込まれます。
方法B:直接入力する
テキストエリアに docker-compose.yml の内容を直接貼り付けることもできます。
内容を少し変えて試したいときに便利です。
設定が完了したら「今すぐデプロイ」ボタンを押します。
初回はDockerイメージのダウンロードが走るため、1〜5分ほどかかる場合があります。そのまま待ちましょう。
実行中になったことを確認する
プロジェクト一覧に戻り、作成したプロジェクトのステータスが「実行中」になっていれば起動成功です。
ステータスが「エラー」になっている場合は、プロジェクトをクリックしてログを確認してください。docker-compose.yml の書き方ミスや、ポートの競合が原因であることが多いです。
クイックアクセスでアプリにアクセスする
プロジェクト名をクリックしてコンテナ一覧を開きます。
起動中のコンテナの「クイックアクセス」ボタンを押すと、ブラウザで自動的にアプリのURLが開きます。
ポート番号は docker-compose.yml の ports に書かれている左側の数字です。
うまくいかないときのチェックリスト
| 症状 | 確認ポイント |
|---|---|
| デプロイ後すぐエラーになる | コンテナのログを確認。docker-compose.ymlの書き方ミスが多い |
| URLにアクセスできない | ポート番号が合っているか確認。NASのファイアウォール設定も確認 |
| ファイルが見つからないエラー | volumes(マウントパス)の指定が正しいか確認 |
| 起動に時間がかかる | 初回はイメージのDL中。ログに進捗が出るので待つ |
インストール方法のまとめ
UGREEN NASでDockerアプリを起動する手順をまとめます。
- NASの管理画面(UGOS)にアクセス
- アプリセンターからDockerをインストール
- ファイルマネージャーでアプリのフォルダを作成してファイルを配置
- Dockerのプロジェクト作成(プロジェクト名・保存パスを設定)
- Compose設定(インポートまたは直接入力)→「今すぐデプロイ」
- ステータスが「実行中」になれば起動成功
- クイックアクセスでアプリにアクセス
一度手順を覚えてしまえば、次からは docker-compose.yml を用意するだけで様々なアプリを動かせます。
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